症例報告

妊娠中の臀部、下肢の痛み

妊娠中の臀部、下肢の痛み

症状
30代女性。第2子妊娠19週。左臀部から下肢の痛みを訴え来院。
妊娠10週あたりから左臀部に痛みが出る。その後、徐々に痛みが太ももまで広がり現在は膝下5cmまで痛みがある。この痛みは長時間座っていると出現していたが、現在では歩行時でも痛みが出てきてしまい、体重がかかると痛むので右に傾けて歩いている。そして歩行も休み休みの状態になってしまい困っている。第1子妊娠時も同様の痛みが出ていたが我慢できる程度の痛みだったため何もケアはせずに過ごしていた。産後痛みは解消されていたが今回第2子妊娠で痛み再発。今回のほうが痛みは強く日常生活にも支障が出ているため来院された。

所見
左梨状筋過緊張
左腰部起立筋過緊張
右大・中殿筋過緊張
左仙腸関節伸展変位
第5腰椎左回旋変位
第12胸椎右回旋変位

施術
上記の骨盤、腰椎に対しカイロプラクティックアプローチ。
一回目の施術後に歩いた時の臀部痛が50%減少。4日後二回目の施術後痛みはあるものの歩行は休むことなく可能になる。5日後三回目の施術後痛み残り20%。7日後四回目の施術後、少しつっぱりは感じるが痛みはなくなる。15分程歩くとやや痛い。3週間後5回目の施術、もう痛みを感じることなく過ごせている。以降は月1回のメンテナンスに移行した。

まとめ
今回妊娠19週で来院でした。妊娠はお腹が大きくなる前から体の変化が起こります。妊娠中だから仕方ないと諦めている方が多くいらっしゃいますが、そんなことはありません。体は問題があるから痛みで訴えています。我慢して状態が悪くなりすぎてからのケアは時間(回数)が多くかかってしまう傾向にあります。出来るだけお早目の来院をお勧めいたします。施術は妊娠初期から臨月まで可能です。当院の施術ベットはお腹の大きい妊婦さんでもうつ伏せが出来るようになっています。普段うつ伏せで寝ることが出来ないのでとても気持ち良いですよ☆

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